2024年11月16日から¨肩甲骨¨を題材に話をしています。
肩甲骨の動きは重要でありながら、なかなかイメージがしづらく、コンディショニングやトレーニングには工夫が必要と考えています。
¨肩甲骨¨の機能と動きを知りることでより効果的に運動を行えるようになると考えています。
本日は「肩甲骨の動き」について解説します。
上肢の動きの中でも以下の3つの動きを例に挙げ、その際の「肩甲骨の動き」をお伝えします。
●肩すくめ
●リーチ動作
●結髪動作
肩すくめ 挙上-下制
肩をすくめる動きは肩甲骨の挙上といいます。
反対に肩甲骨が下に下がり首が長くなるような動きを下制といいます。
リーチ動作 外転-内転
リーチ動作時の肩甲骨の動きは外転-内転が主となります。
肩甲骨が背中の中央に寄っていく動きを内転、広がっていく動きを外転といいます。
結髪-結滞動作 上方回旋-下方回旋
結髪動作時の肩甲骨の動きは上方回旋、結滞動作は下方回旋が主となります。
表現を変えると下角が外に開き回旋する動きが上方回旋、下角が内に閉じ回旋する動きが下方回旋です。
おわりに
少々複雑な肩甲骨の動きですが、視覚的にイメージできたのでははいでしょうか。
肩甲骨は意外と大きく様々な方向に動いていると感じた方もいらっしゃると思います。
良く動く部位だからこそ動かなくなってしまうと隣接する肩関節や脊柱に負担がかかったり、肩こりの発症につながってしまいます。
本日共有した「肩甲骨の動き」をイメージしながら次回紹介するコンディショニングを実践するとより効果的と考えています。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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