足くび・足うら、足ゆび その② 衝撃吸収

記事

前回の記事で私が経験した「足」の重要性を感じたエピソードを紹介しました。

「足」は立った姿勢だと唯一地面に接している部位であり、活動する上で必要不可欠な機能が多くあります。

本日は「足」の3つの主な機能の1つ目、衝撃吸収機能について深掘りしていきます。

「足」おける衝撃吸収において踵の脂肪

筋肉アーチが重要となります。

※足の裏、足の趾を含めた足首から先の部分を「足」と表現します。

踵の脂肪クッション

踵にはブ厚い脂肪があります。

この脂肪は硬い表層と柔らかい深層の2層構造をしています。

衝撃を吸収するクッションとしての役割があり、変形・すべりが可能な柔軟性が必要です。

筋肉 前脛骨筋

「足」における衝撃吸収で大役を担っているのが前脛骨筋です。

前脛骨筋はすねの前にある縦長の筋肉です。踵着いた際に前脛骨筋が緊張を保ちながら伸長されタイミング良く「スチャッ」と足の裏が地面に着くことによって衝撃吸収をしています。

アーチのたわみ

「足」には縦横のアーチが存在します。

代表的なのは土踏まず作っている内側の縦アーチですが、近年横アーチの機能が注目されています。

紙を足に例えると…

横アーチを中心とした足のアーチが正常に機能し、足に衝撃がかかった際に適切なたわみが生じることによって衝撃吸収が可能です。

おわりに

「足」で行われる衝撃吸収はバネの作用のようにその後のスムースな運動につながっていきます。

踵の脂肪の柔軟性・前脛骨筋の機能・アーチの機能が低下するとひざや腰にも負担がかかります。

アーチ機能を高めるエクササイズ、前脛骨筋のコンディショニングはこのテーマの記事の後半で共有していきます。

次回は「足」の体重移動機能について深掘りしてお伝えします。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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