前回に引き続き一般の方々が疑問に思われているからだの現象にについての話をしていきます。
本日は
「どうして夜寝ていると足がつるの?」
です。
多くの人が悩んでいる「足がつる」
実は、50歳以上のほとんどの人が一度は夜間に「足をつる」を経験をしたことがあるそうです。
また、60歳以上の20人に1人が毎晩「足をつる」という報告もあるそうです。
なんで「足がつる」の?(病態)
筋肉は電解質の受け渡しによって緊張(収縮)‐ゆるみ(弛緩)が起こります。
この電解質のバランスの崩れることによって筋肉の過剰な緊張が生じ「足がつる」という現象となります。
電解質のバランスが崩れるとはいっても少々難しいので以下の3つの状態を理解・イメージしましょう。
●血液の中の必要な成分が足りなくなる
●血行が悪い
成分が正常であっても血液の量が少なければ足がつりやすい
●筋肉への成分の受け渡しがうまくいかない
高齢になるとこの3つの条件がそろいやすく足がつりやすいわけです。
なんで夜寝ているとつるの?
多くのケースは血行不良が関与していると言えます。
就寝中はからだが休息モードとなり心拍数が減るため、足への血行が悪くなりやすいです。
状況によっては汗をかくため脱水も血行に影響を及ぼします。
また、特に冬と夏の夜間に「足がつる」に悩んでいる方が多いようです。
これは冬は想像がつきますが、夏は夏で冷房によって血行が悪くなると考えることができます。
この「血行不良」に対して以下のマッサージを紹しますのでぜひ試してみてください。
血行改善マッサージ
●ふくらはぎの筋肉マッサージ
●ふくらはぎの皮ふマッサージ
就寝前や就寝中に違和感を感じた際に試してみてください!
おわりに
「足がつる」という現象も病態(なぜつるのか)を正しく理解すれば適切に対処できるのではないでしょうか。
紹介した血行不良に対する対処だけでなく、サプリメントや漢方なども有効なものありますので専門家のアドバイスの下試してみるより良い効果があるかもしれません。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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