所得倍増計画

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先日、広島市内にある

池田勇人 像

を見に行きました。

池田氏は広島県竹原市出身で第60代内閣総理大臣を務め、高度経済成長期の日本の舵取りをした人物です。

その生涯や業績から私が感じた教訓があります。

それは

時代の流れを読み、時には犠牲を伴う大きな決断をする

です。

所得倍増計画

戦後、貧困が社会不安を生むことを痛感した池田氏は内閣総理大臣就任後

所得倍増計画

を掲げ以下の3つの政策進めていったそうです。

・太平洋ベルトのインフラを整備し原料の輸     入と製品の輸出を活発にした。

・農業の機械化を進め農林水産人口を減らし、過剰労働力を太平洋ベルトに集め雇用を確保した。

・国民皆保険、国民皆年金を整備し老後の不安をなくし国民の購買力を高めた。

現在では考えられないような大胆な政策を進め、日本はこの池田勇人の時代に豊かな先進国へと生まれ変わりました。

しかし、その反面自然環境の破壊や地方の過疎化など現代で私たちが対処している問題が発生してしまいました。

池田氏や所得倍増計画を否定するつもりは毛頭ありませんし、その国民への恩恵は計り知れません。

ですが、生産第一の所得倍増計画のマイナス面もあるということも知っておかなければいけません。

自分事として

私はすべて思い通りにしようとする欲深い人間です。

それに見合った努力ができれば良いのですが、それもなかなか難しい…。

欲をかかずに思い切って何かを犠牲にする。

それが大きなことを成し遂げるには必要であることを肝に命じてこれからの人生の選択をしていきたいと思います。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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