私はスポーツを見ることが好きです。
野球のホームラン、バスケットボールのダンクシュートなど各競技のダイナミックなパフォーマンスを楽しむことはもちろん好きですが、職業柄スポーツ選手の細かい動きや姿勢に着目し観察することが非常に面白く感じます。
中でも私は¨パワーポジション¨に着目してスポーツを見ることが多いです。
本日はこの「パワーポジション」について私の考えをみなさんに共有したいと思います。
パワーポジションとは?
パワーポジションとは準備動作・姿勢から実際の競技(や活動)に移る瞬間の姿勢のことを言います。
身体にため込まれるエネルギーが最大になる状態にあり、集中力が高まり、様々な環境に対応できる状態と考えています。
パワーポジションは横から見ときの体幹とすねの前傾角度が近い姿勢が基本となります。
パワーポジションと骨盤前傾
個々人のからだの特徴や行う競技によってパワーポジションおける各関節の使い方はバリエーションがあります。
しかし、骨盤前傾(股関節屈曲)は共通していると考えています。
ここで注意したいのが骨盤前傾と腰椎前弯の区別です。
パワーポジションの指導をすると腰椎を過剰に前弯してしまう方が多いように感じます。
骨盤前傾と腰椎前弯は運動自体は似ていますが、腰椎前弯が過剰になり過ぎると、筋力発揮やバランスコントロールにおいて不利な状況となってしまいます。
パワーポジションは骨盤の前傾(股関節屈曲)で作られることが必要です。
このことは次回以降の記事で詳しく説明していきます。
おわりに
本日は¨パワーポジション¨とはどんな姿勢・動きかを共有させていただきました。
パワーポジションはその後の素早くかついろんな状況に対応できる姿勢である必要があり、緊張や固定姿勢でないことを知っておきましょう。
次回はパワーポジションと筋力の関係についての内容です。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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