ヒトは加齢による柔軟性や筋力の低下、関節変形の進行を遅らせることはできても、逃れることはできません。
ここで重要になることは
まんべんなく悪くなる
ということです。
言い換えると
まんべんなく動く、まんべんなくからだを使う
ということになります。
本日はこのことについて例え話で考えていきたいと思います。
車で例えると
4つある内のタイヤの内1つでも空気が抜けていたら…
車体は傾きうまく走れません。
また、他の3つタイヤにはより重みや摩擦がかかるでしょう。
そして、通常よりスピードが出ませんからエンジンにはより負荷がかかります。
このように1つが悪くなると他の部分に負担がかかります。
ヒトのからだだと
1つ関節が悪くなると他のすべての関節に負担がかかり、衰えの進行に拍車がかかります。
例えば…
膝が痛くなると
イラストの痛みをかばうような動きになります。
患部の安静を保つために一定期間かばう動きは必要ですが、このような歩きが継続すると
腰には負担がかかります。
反対に腹筋や股関節の前の筋肉は活動が弱まり筋力低下が起こります。
このようにヒトのからだでも1か所が悪くなると負担がかかる部位とさぼる部位が生じることになるのです。
おわりに
まんべんなく悪くなる
この重要性を理解できたのではないでしょうか。
まんべんなく全身を使うことにおいてはスポーツのパフォーマンス向上においても重要になると考えています。
今後も
なぜからだをまんべんなく使えないのか
どのようにしたらからだをまんべんなく使うことができるか
を探求していこうと思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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