【足くび・足うら・足ゆび その④ バランスコントロール】

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2023年9月2日の記事から「足」の重要性について私の視点で共有させてもらっています。

「足」は立った姿勢だと唯一地面に接している部位であり、活動する上で必要不可欠な機能が多くあります。

本日は「足」の3つの主な機能の3つ目、バランスコントロール機能について深掘りしていきます。

※足の裏、足の趾を含めた足首から先の部分を「足」と表現します。

バランスコントロールの切り込み隊長「足」

「足」はからだの最も下に位置し唯一地面接地しています。

足の裏の皮膚や筋肉からの刺激(情報)に対して「足」は最も素早く反応し、バランスコントロールの切り込み隊長としての役割があります。

写真は我が故郷の祭り(がいな祭り)の万灯の風景です。※がいな=米子弁で大きい

万灯が倒れないようにするために手の部分、つまり、最も下の部分でバランスを取らないといけません。

ヒトのからだに置き換えるとこれが「足」となります。

「足」による圧力調整

バランスコントロールとはからだの重心のブレを調整し、重心を真ん中かつ高い位置に維持することと言えます。

ヒトはイラストのように地面から受ける力(床反力)を筋肉の活動によって調整しバランスコントロールを行っています。

足くびを跨ぐ筋肉は足うらで交差し走行するものもあります。

また、足うらの筋肉は1つ1つが小さく走行も縦横無尽です。

こういった筋肉が互いに協力し合いバランスコントロールを行っています。

おわりに

「足」バランスコントロールは転倒予防やスポーツパフォーマンスに大きく影響を及ぼします。

しかし、日常で「足」でのバランスコントロールは無意識の内に行われています。

このため機能低下も知らず知らずのうちに起きてしまいます。

「足」の機能を知ったみなさんは意識してコンディショニングをするようにしていきましょう。

次回は「足」の神経路についての内容です。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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