前回の記事で姿勢が様々なことに影響を及ぼすことをみなさんにお伝えしました。
中でも姿勢がズレてしまうことによるからだへのストレスへの影響を深堀りしました。
姿勢はみなさんのイメージ通り「まっすぐ」である必要があります。
今日はその本当の意味をみなさんに共有します。
適度に緊張したリラックス姿勢
「真の姿勢まっすぐ」とは
適度に緊張したリラックス状態
と私は考えています。
別の言い方をするとアイドリング状態、
ニュートラル、ゆらぎの姿勢などなど。
私は真ん中でバランスを取り続け、
動きに対応できる状態
こそが「真の姿勢まっすぐ」であると考えています。
このような状態は見た目はいわゆるまっすぐですが、緊張が高く動きにはつながりません。
繊細な脊柱の動き
「真の姿勢まっすぐ」では脊柱の繊細な動き(分節的な動き)が重要です。
からだへの負荷は動きの中で生じます。動きの中では様々な状況の変化に姿勢(体幹)変化での対応が求められます。その際、脊柱には1つ1つが連なるように動く機能が必要です。
リラックス状態だとこの機能が働きやすく、バランスがうまく取れたり、ウォーキングの際に足にうまく体幹を乗せることができます。背骨の複数がひとかたまりで動くとその根本には負荷がかかりにからだへのストレスになってしまいます。
おわりに
「真の姿勢まっすぐ」の状態や筋活動について理解していただけたかと思います。
しかし、その実際のコントロールは脳の無意識的な活動によるところが多く普段の生活で意識することは難しいです…。
このため、「真の姿勢まっすぐ」に必要な脊柱周囲の背筋群や腹筋群コンディショニングやトレーニングにも工夫が必要です。その方法も随時みなさんに共有していきます。
次回、2回にわたり説明してきた「真の姿勢のまっすぐ」を知った上での姿勢改善についての考え方について話を進めていきます。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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