私 :なんか最近膝が痛いなぁ。
昔からちょっとO脚だし、軟骨がすり減
ってしまって痛いのかなぁ。ちょっと病
院に行ってみよう…。
~病院へ行きレントゲン撮影~
医師:変形性膝関節症ですね。
私 :ええーーーっ(泣)
手術しないと治らないんですか?
医師:とりあえず痛み止め飲んで様子をみま
しょう。
私 :……。
みなさんはこのようなエピソードにあまり矛盾を感じないかと思います…。
変形=痛み にちょっと待った!
本記事冒頭のエピソードに矛盾を感じないのは、
変形=痛み
という考え方が一般的になってしまっているからだと思います。
しかし、ご高齢でO脚が強い方でも痛みなく歩ける方もおられます。一方でO脚はそこまで強くないのに痛くてたまらない方がいることも事実です。
変形=痛み(症状)は必ずしも成り立たないということが少しご理解いただけでしょうか。
症状をよく考えてみると…
例に挙げた変形性膝関節症であれば多くの変形はO脚です。
一般的に言われるO脚変形により関節の内側がつぶれて骨や軟骨どうしがぶつかることが痛みの原因であれば痛い場所は膝の内側となるはずです。しかし、実際は痛みの場所は膝のお皿周りや膝の裏など多岐にわたります。
また、もし本当に骨と骨がぶつかっていたら歩く度に耐え難い鋭い痛みが走ることが想像できるかと思います。しかし、実際は動き始めの痛み(動いていると良くなる)や動いた後の痛みというのがほとんどです。痛みの訴えも張り感、引きつる痛み、重だるい痛みなど様々です。
このことからも、
変形=痛み(症状)
は成り立たないということがご理解いただけたのではないでしょうか。
おわりに
今回の内容は医師の診察を否定するものではありません。レントゲンを含めた画像をみることで初めてわかる疾患もあります。しかし、重篤な疾患や手術に至る病態は極めて少数です。
みなさんには変形=痛みという考えを一度取っ払い、症状と向き合ってコンディショニングができるようになってもらいたいと思っています。
次回から2回にわたり本日も例に挙げた
【変形性膝関節症】
について深堀していきます。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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