【国民病肩こり その⑤】 環境からみる肩こり

記事

2023年11月11日の記事で国民病である「肩こり」はヒトの構造、社会的な背景を踏まえるとヒトの宿命と言え、この事実を前提にコンディショニングを行っていくことが大切であることをお伝えしました。

前回の記事で「肩こり」の原因となる「ストレス」とエクササイズを共有しました。

私は「肩こり」はからだに対するコンディショニングだけでなく、環境的な要因にも目をむけることも非常に重要と考えています。

環境が肩こりを作る?

私の予てからの疑問があります…

頭上運搬が習慣化されている方々は肩こりになるのか…?。

少なくとも我々日本人より遥かに少ないはずです。

肩こりの原因となるストレス軽減のポイントとして「からだの真上に頭をのせる」ことを挙げました。

頭上運搬の際の頭部からの負荷は自然と「からだの真上に頭をのせる」姿勢となります。

このことを踏まえると三点倒立はからだの使い方を学習できる非常に良いコンディショニングです。

※首に負担がかかるので専門家の指導の下行いましょう。

国民病「肩こり」

現代ではスマートフォンやパソコンを使用が増え、無意識のうちに頭部前方位姿勢が作られてしまっています。

日本人は世界で一番座っている時間が長いとも言われています。

このため、日常の環境的な視点からも肩こりを考えていく必要性があるのではないでしょうか?

●パソコン姿勢の工夫

おわりに

様々なモノの進歩があり仕事が効率化した一方で、「肩こり」のような問題も生まれてきてしまったという認識も必要かもしれません。

日常の中の少しの工夫で大きく症状がラクになることもありますので、本日共有した環境の改善もぜひ試してみてください。

2023年11月11日より5回にわたり「国民病肩こり」について話をしてきました。

「病態(何が痛いのか?)」と「ストレス(どうして痛いのか?)」がイメージできると対策が見えてきます。

繰り返しイラストや写真を見てコンディショニングに反映させ「国民病肩こり」を克服しましょう。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました