多くの方を悩ませる肩こり…。
こり感や張り感だけでなく、重ったるい痛み、投げ出したいほど痛みなど悩みを抱えている方の訴えは様々…。
時には肩こりが不眠や寝覚め不良といった睡眠の妨げになる方も…。
この「肩こり」について5回に分け深堀りし私が考えるコンディショニングをお伝えします。
本日は「肩こり」の背景についてお話します。
背景を知ることでなぜ肩が凝ってしまうのかが理解でき、コンディショニングがより効率的にできると考えています。
国民病肩こり
厚生労働省生の調査によると多くの方が肩こりに悩まれているようです。
「肩こり」は腰痛と並んで国民病と言えるのではないでしょうか?
日本人は労働時間が長く、座り姿勢や立ち姿勢を長時間強いられます。
このことが「肩こり」を含めた多くの症状の根源だと考えています。
ヒトの宿命?
ヒトは構造上異常だらけです。このことは過去の記事で何度もお伝えしてきました。
ヒトはサルに似た4つ足動物から進化したとされ、首~肩にどうしても負荷がかかってしまいます。
頭がからだの真上に位置していること、手がぶら下がっていることにより首~肩にストレスがかかります。
また、「スマホ首」という言葉がありますが、スマートフォンやパソコンを使用する際の不良姿勢は「肩こり」の原因となります(今後解説)。
おわりに
上記した社会的な背景やヒトの構造を踏まえると「肩こり」はヒトの宿命と言え、この事実を前提にコンディショニングを行っていくことが大切です。
「肩こり」に限らずコンディショニングは病態(何が痛いのか)を理解すること、ストレス(どうして痛いのか)の軽減を図ることの2つの視点から行うと効果的です。
次回から「肩こり」を軽減する実践的な内容について触れていきます。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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