【からだコーディネーション その①】 概論

記事

みなさんは自身のからだを意のままに動かすことやからだの状態変化を敏感に感じ取ることはできますか?

今回の記事から5回にわたりコンディショニングを行う上で重要な「からだのコーディネーション」についての内容を深堀りしていきます。

コーディネーションとは

コーディネーションとは「運動(生活)をするために必要な様々な機構を調整する能力」のことを言います。

私の解釈を加えて言い変えると「自分の状態の変化に気づける能力、自分のからだを思うままに動かせる能力」です。

身体操作性や調整力とも言います。

みなさんは不安定な場所でもからだのまっすぐを保ったまま座ることができます。

一見なにげないことと思われますが、これは足の裏やおしりの皮膚や筋肉、足・体幹の関節、視覚、耳(前庭覚)などの器官からの様々な情報と脳の処理・指令によりできることです。

知覚・認知・活動

からだのコーディネーションは知覚・認知・活動の3つの過程で行われています。

この3つの過程はそれぞれ独立することはなく、流動的に行われ無意識なものが大半です。

このためどれか1つの過程が上手くいかないと運動(生活)はできません。

おわりに

自身のからだをコンディショニングする上でコーディネーション能力は非常に重要です。

筋肉の張り感や動きの不調など些細な変化を感じ取れることで重篤な症状の予防にもつながります。

また、トレーニングする時に狙った関節や筋肉を意のままに動かすことができればより効果的です。

次回から身体内部で行われるコーディネーションの3つの過程を深堀りしてみなさんに共有していきます。

この過程を知りコンディショニングについて深く考えるきっかけになれば幸いです。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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